マルマルといいます。アラ還の一人暮らしです。
非常に貧乏な生活の中、息子が東京大学に合格しました。
東京大学と聞くと、「さぞかし教育に、お金と時間とエネルギーをかけたに違いない」
と思われる方も多いと思います。
違います。
貧乏ですので、子供の教育にお金をかけてあげることはできませんでした。
貧乏ですので、母親は働かなくてはならず、時間をかけてあげることもできませんでした。
貧乏ですので、車は買えません。パートは工場。加えて持病持ち。
家に帰ればクタクタで、あまり子供にエネルギーをかけてあげれなかった。
そう。どちらかといえば、放任に近いかと思います。
でも、子供は、明るく元気。皆勤賞!!
そして、ありがたいことに子供は、東京大学に合格しました。
周りからは丸々さんちの奇跡と言われました。
嬉しかった!
ほっとしました。
ただ、
私は、息子が東京大学に入学したことを、ひたすら隠しました。
言えた立場では無いと思っていたからです。
現職で15年ほど働いていますが、スタッフは誰一人として、息子が東大生だったことを知りません。
けれど、子供の大学入学から10年以上経った今、少し思うところがあります。
「お金がないから、環境が悪いから子供が大学に行きたくても行けないかもしれない。
もしそうなったら子供にどう謝れば良いのだろう」
その考えがよぎる度、不安と申し訳なさで泣いた日々。
もう二度と思い出したくない過去ではあるけれど、
「あの時の私の様に泣いている人がいたとしたら、
私の経験や工夫はその人の小さな希望になるかもしれない。
だったら、少し話してみようか…。」と
私だとわかるのは、嫌だけれど、そうでなければ、それほど嫌ではないかもしれない。
そこで、思いついたのがブログです。
私は、今までブログを見たことがありませんでした。
でもブログなら、拙いなりに自分の考えを話せる気がしました。
このブログでは、貧乏の中で、私がやった工夫と反省を、同じような環境のみなさんに、
お届けしたいと思っています。
今の時代に合わないと思われる方もいらっしゃるとは思います。
確かに時代に合わない可能性は高いけれど、私の子育ての核をお伝えすることで、何か感じ取っていただければ嬉しいと思っています。
60歳のチャレンジ開始です。
パソコン苦手です。でも頑張りたいです。
よろしくお願いします
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