東大ママの「子供とご褒美」

子育て

先日今流行りのチャットGPTに

子育てのコツは何と聞いとところ、

「ときどきは報酬を与えること」との返事が来ました。

とはいえ、ときどきは報酬を与えるといっても幅が広くて、漠然としていますよね。

そこで今回は、貧乏東大ママの私が、子供とご褒美についてどう考えていたか

お話しさせていただきます。

これを読めば、ご褒美一つの指標ができるかもしれません。

子供にご褒美は当然

職場であるお母さんが

「子供にお小遣い帳をつけさせていて、それを提出しなかったら、

翌月のお小遣いはあげないことにしている」と話されていて、

びっくりしました。

なぜなら

条件付きの報酬に意味はあるのか?

と私は、感じているからです。

良い子にしていたら、お小遣いをあげる

良い子にしていたら、ゲームをしていいよ

成績が学年で何位までになったら、欲しいものを買ってあげる

よく聞くセリフです。

もしかしたら、私も親から言われていたかもしれないです。

でも、わたしは、あえて、やりませんでした。

報酬のために頑張るなら、やらなくていい

これが、私のスタンスです。

なぜ、そのようにしたか

それには、理由が2つあります

  1. 社会人の友人の言葉
  2. 中学時代の同級生の行動

1社会人の友人の言葉

社会人になってから、会社の同僚と話したことがきっかけです

この同僚は、体育の専門学校を卒業し、その後、働きながら針灸の専門学校に通い国家資格を得た、勉強熱心な男性です。

その過程で心理学なども学んでいたようです。

「何かの報酬を与えると、報酬が無くなった時に、その行動をやらなくなる」

だから、報酬を与えてはいけない。

その、例として、ユダヤ人が迫害されていた時のエピソードを話してくれました

ある子供が大勢の子供から石を投げられている場面に出くわしたのだそうです。

その理由はユダヤ人だから

それを見た、紳士も実はユダヤ人だったのです

同じユダヤの民として、このいわれなきいじめに遭っている少年をなんとか助けたい

でも、ここで助けてしまっては、自分がユダヤ人であることが皆に知られてしまうかもしれない。

そこで、この紳士は、一計を案じます。

あの子に石を当てたら、ご褒美をあげるよと子供達に伝えます

子供達は喜んで、石をなげ、少年に石を当てた子には、報酬を与えました。

次の日は報酬を高くし、

その次の日も報酬を上げて与えました。

そして、子供達が、報酬が当たり前になった時、

急に

今日から、報酬はあげないよ

と宣言したのです

報酬を貰えなくなった子供は、石を投げても報酬がもらえないと分かった途端

少年に石を投げる事が無くなった

と、いうお話しでした。

(私の記憶は、この内容なのですが、調べてみると、違う内容がヒットしますね)

2 中学時代の同級生

これを聞いて、思いだしたことがあります。

中学3年のクラスメートの男子です。

成績は中くらいだったのかな?

良かったとか悪かったとか記憶は無いごく普通の中学生です。

このクラスメートが、急に勉強をしだしたのです

成績も、上がっていった

と思います

なぜ急に勉強する気になったのかを尋ねたところ、

学区内一の進学校に入学できたら、好きな車を買ってくれると

親が約束したそうです

車が好きだったのですね。

しばらく、熱心に勉強していましたが、

パタリと勉強をやめてしましました。

当然、成績は急降下

頑張っても、その進学校への入学は厳しいと悟ったようでした。

猛勉強を始める前より、成績が下がった記憶です。

この、エピソードは私の記憶に強烈に残っていました。

だから、同僚のこの話が腑におち

結果、子供の教育にも影響を与えました。

頑張っても認められない我が子

その方針で、成績が良くてもご褒美がもらえない息子は

よく不満を漏らしていました。

〇〇くんは俺より成績が下なのに

親が、携帯を買ってあげたとか

お小遣いをアップしてもらっていた

とか、良くいわれました。

少しかわいそうに思いましたが、

過去の経験が怖すぎて、

最後まで、頑張れました。

じゃあ、頑張りは無駄なのか?

と聞かれると

違うと答えます

私の方針は

結果より過程を認める

頑張る姿が嬉しいと喜ぶ

です。

目先のお金や、褒美より

自分の目標や、自分のプライド 夢の実現のために頑張れ!

東大という、大きな目標は、目先のご褒美ではクリア出来なかったと思います。

息子は不満だと思いますが、

私はそれで良かったと思っています

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